入試制度の変化

入試制度が大きく変わっています。特に大学入試において一般入試ではない、総合型選抜や学校推薦型選抜といった入試方法で入学する割合が50％を超えました。有名校をはじめとしたほとんどの大学が、今後一般入試の割合を大きく減らすことを明言しています。つまり誰もが総合型選抜や学校推薦型選抜への対策をせざるを得ない状況です。


対策できる場が少ない

各高校でも対策への動きはありますが、志望理由書を1,2度チェックしてもらうことと、身だしなみや声の大きさなどに重点をおいた面接指導が1回程度です。これでは当然不十分。自信を持って試験会場へ行くことはできません。そしてその不安を試験担当者はすぐに見抜きます。あなたがどんなに魅力的な人でも、相手はあなたのことを知りません。不安なまま話しても伝えることは難しい。


本腰を入れた対策を

英語や数学の勉強が忙しいから、小論文や志望理由書、面接対策対策は直前に！と考える生徒が多いです。しかし、自分のことや考えを人に伝える技術は一朝一夕に身に付くものではありません。深掘りして、整理して、血肉になるまで繰り返し練習することが必要です。このトレーニングはスポーツと同じで、始めるのに早すぎる、ということはありません。小中学校でも表現力を問われる場面が増えてきました。ぜひ早めに本腰を入れて対策をしてください。